弊社の先代は元々、魚の加工・珍味の製造・販売を行っておりました。毎日大量の魚を捌き、加工していく中で内蔵や頭など「廃棄」する部分の多さに胸を痛めておりました。
魚は、食べられる部分が約40%、食べられない部分が約60%です。
「せっかくいただいた魚の命を丸ごと使えないか?」と考え、閃いたのが「味わいだし」でした。
機械の研究・開発に奮闘すること約40年、当時日本で最新・最先端の設備と技術により商品化させる事ができました。
完全独自の製法を確立し「真空」「圧力」「濾過」の自然現象を取り入れたその製法は、魚や野菜などの原料を開発した特殊な機械に丸ごと入れると、原料がエキスになり、タンパク質は「ペプチド化」します。原料に含まれる余分な脂肪分は取り除かれるので、酸化しにくく長期保存が可能となります。
先代の「魚の命を丸ごといただく」という考えの元、頭から尻尾まで全ての旨味、栄養素が「味わいだし」の中に詰まっております。もちろん昆布や椎茸、無臭ニンニクも同様です。海・山と自然の旨味、エネルギーを詰め込んだ極みだし。それが味わいだしです。
開発当初は医薬品や特定保健用食品として販売しようという意見もありましたが、開発を始めた原点の「命を無駄にしない」「国民の食生活及び健康に貢献したい」という目的と、「自然の味覚をより多くの方に美味しく、手軽に日常生活の中でご利用いただきたい」との思いを受け継いで販売努力を致しております。